人生の終盤を悔いのないように楽しく生き、人生の最期を無事に終われるように行うのが終活です。
現在、終活に関するニーズは高まっており、それに伴ってさまざまなビジネスが生まれています。
終活するとき、「どのような終活ビズネスがあるかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そのような人のために本記事では、「終活ビジネスの基本」やエンディングノートとはどういうものかを紹介しています。
終活をするときのポイントをおさえ、満足の行く終活をしておきましょう。
終活ビジネス1:エンディングノート
終活を始める際に、まず手を付けるべきなのはエンディングノートでしょう。 エンディングノートに関するビジネスは、エンディングノートの販売や書き方講座などさまざまなものがあります。エンディングノートとは
- これまでの自分に関するまとめ(プロフィール、自分史など)
- 今後どういう生き方をしたいか
- 現在持っている財産・不動産などの情報
- どのような介護や医療を受けたいか(「延命措置は取らないでほしい」など)
- 亡くなったときに連絡してほしい人のリスト
- 葬儀はどのようにしたいか(「家族葬にしたい」などの希望や、葬儀に呼びたい人のリストなど)
- お墓について(「墓には入れず散骨してほしい」「合同墓地にしてほしい」など)
- 相続について
終活ビジネス2:断捨離
終活を始めるに早すぎることはありません。思い立ったときにすぐできる終活として断捨離があります。 そのため、断捨離に関するビジネスも盛んになってきています。 断捨離とは、要らないものを捨てることにより物への執着心を捨てて、本当に必要なものだけを残しシンプルに暮らすためのものです。 終活の場合は、親から受け継いだものなど特に思い入れが強いものだとしても、思い切って捨てるといった強い意志が必要でしょう。 しかし、強い意志を持ってしても、家中の断捨離を行うのは非常に時間がかかり、体力的な問題もあります。 実家から離れて暮らしている方は、実家にあるものの断捨離も必要です。 また、終活の場合は、これまで大事に使ってきた着物や家具なども手放すことになります。 これらを手当たり次第にゴミとして捨てるのは非常にもったいないことです。 自分では「古すぎるから、もうただのゴミでしかないでしょう」と思っても、専門家が見れば価値の高いものがあります。 例えば、タンスなどの和風家具を輸入している海外の業者には、これまで使っていたタンスが高い値段で売れることがあります。 そのため、専門の業者に家の中のものを見てもらい売れるものは売ることで、意外とお金になることがあるのです。 終活での断捨離において、専門の業者に頼むことは必須です。 現在は、不用品回収業者や自宅の清掃サービス業者などが断捨離プランを設けています。 終活としての断捨離を頼むときは、生前整理アドバイザーなど終活に関する資格や知識を持った業者に頼むようにしましょう。 特に、家の権利書や有価証券など重要書類は、自分で断捨離していると間違えて捨てしまったり、しまっておいてもどこにしまったか忘れてしまったりすることがあります。 しかし、業者は物を処分する前に捨てていいものか残しておくものか必ず確認してから分別をします。 また、重要書類を見つけた場合は必ずお客様に報告するよう書類を一つにまとめておきお客様に渡すので安心です。終活ビジネス3:葬・儀お骨・お墓・仏壇など
最近では、葬儀・お骨・お墓・仏壇などに関する考え方も変わってきています。 終活においては、これらをどうしたいのか調べ、希望をエンディングノートに書いておくことがおすすめです。- 葬儀
- お骨
- お墓
- 仏壇